村田ピアノ教室のブログ ~北海道旭川市より~

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カテゴリ:作曲家( 24 )


2018年 02月 10日

ギロック

ウィリアム・ギロックは、20世紀のアメリカの音楽教育家で作曲家。
初心者でも気楽に弾けるピアノの作品を数多く残した。
旋律は美しく、親しみやすく、子どもにもなかなか人気なので、レッスンや発表会の曲として外せない。
またギロックの作品は、ショパンやリストに端を発する近代的ピアノ奏法の流れを汲んでいると思う。

アメリカのピアニズムは、ロシアの影響を強く受けているそうな。
ラフマニノフ、プロコフィエフ、ホロヴィッツ、などなど、ロシアからアメリカへ移住したピアニストが数多くいるわけで。
ギロックもそういう人たちの影響を少なからず受けたのかもしれない。

たかが奏法、されど奏法。
構えも違えば、使う筋肉も違う。
そして何より、響きが違う。


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by asahimamegoo | 2018-02-10 19:18 | 作曲家
2018年 01月 14日

ひねくれ者?

ここ最近、シューマンのピアノ曲を練習している。
大好きな作曲家の一人なのだが、微妙に弾きにくく、その弾きにくさ、難しさが聴き手に伝わりにくい。
同じ時代に活躍したショパンやリストの作品は難しいとはっきりわかる。
シューマンてどこか、ひねくれているよね・・・(^_^;)

ピアニストを志していたシューマンだが、無理な練習による指を故障(ジストニア?)でピアニストを断念し、作曲家になったのは有名な話。
そのひねくれている感じは、そういう経験の影響も少なからずあるのかもしれない。

ピアニスト断念したのは気の毒ではあったが、作曲家に転身したことで多くの素晴らしい作品を後世に残してくれた。
人生何が幸いするかわからない、と言いたいところだが、当のシューマン自身はどう思っていたのだろう?




シューマン作曲 「詩人の恋」

バリトン ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ
ピアノ ウラディーミル・ホロヴィッツ

ホロヴィッツが声楽の伴奏しているのって、かなり珍しいと思ふ。


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クマゲラは今冬に限っては、あまり珍しくない。。。

ちなみに「詩人の恋」だが、歌曲にも関わらず、曲の終わりは2分近くピアノのソロで締めくくる。(この動画だと、27分30秒あたりから最後まで)
この辺もシューマンらしいな~って思う。


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by asahimamegoo | 2018-01-14 19:52 | 作曲家
2018年 01月 04日

メモリアル・イヤー

今年はドビュッシーの没後100年。
ピアノの作品も数多く残しており、奏法的にはショパンの影響を受けている。
映像、前奏曲集、版画、喜びの島、等々、名曲がたくさん。





ドビュッシー作曲 前奏曲集より
1.デルフィの舞姫
4.夕べの大気に漂う音と香り
6.雪の上の足跡
ピアノ ゲンリヒ・ネイガウス

スタニスラフ・ブーニンの祖父にあたる方。


他にもメモリアルイヤーの作曲家がいるようで。

自分の知っているのを並べてみると、、、

クーブラン 生誕350年
 ご本人の作品より、ラヴェルのピアノ曲「クープランの墓」の方が知られている???

グノー 生誕200年
 バッハの平均律に旋律をつけて、アヴェ・マリアを作曲した。

スコット・ジョプリン 生誕150年
 エンターテイナー

バーンスタイン 生誕100年
 ウエストサイドストーリーは言うまでもなく、指揮者としても世界的な人だった。

ロッシーニ 没後150年
 ウィリアム・テルとか、セビリアの理髪師とか。


まぁこういうのは、10進法だから記念の年になるわけで、というひねくれた見方をしてしまうワタクシ。。。

そういえば、こんなのもある。

バッハ、ヘンデル、スカルラッティの生誕333年。
ゾロ目の年っすね。。。


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話は突然変わり、今年の初鳥撮りは、カワアイサのオスでした。。。



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by asahimamegoo | 2018-01-04 15:36 | 作曲家
2016年 03月 02日

ショパンさまさま

そういえば昨日は、ピアノの詩人、ショパンの206回目の誕生日だった。(異説ありだそうだが、、、)

ショパンからは、実に多くのことを学びにけり。

リサイタルでは、マズルカOp.24と、舟歌Op.60を弾く予定なり。



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ヤマガラ。


さて、3月。

リサイタル近し。

気合い入れます。



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by asahimamegoo | 2016-03-02 13:25 | 作曲家 | Comments(0)
2016年 01月 10日

グラナドス

今年はスペインの作曲家、グラナドスの没後100年。

ピアノに名作が多く、個人的にたいへん好きな作曲家。

スペインの民族音楽的な作品もあるが、詩的で美しい作品も多い。

詩的なワルツ集、というピアノ曲など、シューマンの連作モノのような曲の構成、ショパンのノクターンのような美しい旋律。

もっと演奏される機会が多くても良い作品だと思う。

今日はピアノではなく、スペインらしく(?)ギターの演奏で。。。





Kupinsky Guitar Duo

という二人組の演奏。

ギターも良いね~


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by asahimamegoo | 2016-01-10 20:07 | 作曲家 | Comments(2)
2015年 11月 02日

晩秋はブラームス





ブラームス作曲 ヴァイオリンソナタ第2番 Op.100

ヴァイオリン ダヴィッド・オイストラフ
ピアノ スヴャトスラフ・リヒテル



これから訪れる長い冬だけど、明るく元気に過ごしましょ。



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冬鳥が楽しみっすw



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by asahimamegoo | 2015-11-02 21:45 | 作曲家 | Comments(0)
2015年 10月 17日

ショパンの命日に

本日は10月17日。
ピアノの詩人、フレデリック・ショパンの命日。

もちろん会ったことはあるはずもなくw
でも、ショパンの作品からは実に多くのことを学んだ。

ポーランドのワルシャワでは、今まさにショパン国際ピアノコンクールが行われている。
もしショパンが生きていたら、何を思うだろう???



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小春日和の旭川、アカタテハがお目覚め。
これから成虫越冬する。
長い冬に備えて、栄養補給。


ヨーロッパには、ヨーロッパアカタテハという蝶がいる。
写真で見る限り、日本のアカタテハと見た目での区別はつけにくい。
ショパンももしかしたら、見ていたかもね?




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by asahimamegoo | 2015-10-17 16:16 | 作曲家 | Comments(0)
2015年 08月 27日

ショパンの自然

旭川はすでに、秋の気配。
朝の気温も一桁台をすでに記録。
北海道は、お盆過ぎたら秋なのだ。

外を歩くと、秋の虫の音が心地よい。
自然界の音は実に美しい。
音楽もこうありたいもの。

昔の作曲家たちの多くも時には自然に魅せられ、それを音楽に取り入れた。
そういえば、ショパンはどうだったのだろう???

ショパンの音楽からは、そういうものはそれほど強くは感じない。
でも、目に見えるもの、耳から聞こえてくるものばかりが自然ではない。

ショパンのピアノ作品は、人間の体にとって無理のない自然な動きで弾けるようにできている。
ここでいう自然は、物理。
ショパンはおそらく、物理学の法則を感覚的に知っていた。
それをピアノに取り入れた。
物理は美しい。
だからショパンの音楽は美しいのかも。

それは現代では一般に重力奏法と言われるもの。
人間の意志ではなく、万有引力の法則に身を任せて音を出す。
それがもっとも美しい音色、美しい響き。
それは実に、自然な響き。





ショパン作曲 スケルツォ第2番 Op.31
ピアノ ディーナ・ヨッフェ





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トリカブトの花の蜜を吸いに来た、エゾトラマルハナバチ(たぶん)

ハチの羽音も美しいけれど、刺されないよう注意ね。
トリカブトの花も美しいけれど、猛毒だから気をつけましょ。




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by asahimamegoo | 2015-08-27 14:23 | 作曲家 | Comments(0)
2014年 12月 03日

エチュードもいろいろ

エチュード(練習曲)と言えば、ツェルニーとショパン。。。

彼らのエチュードは、まったく異なる性格を持っている。

手指の訓練、そして、他の芸術作品を弾くための準備として作られた、ツェルニーのエチュード。
演奏会で弾かれることは、まぁほとんどないでしょう。

逆にショパンのエチュードは、練習曲としての要素は入ってはいるが、それそのものが高い芸術性を帯びており、弾くこと自体が目的となっている。
革命、木枯らし、別れの曲・・・
これでもか、というくらいの名曲が揃う。
難曲揃いで、時にはピアニストをも震え上がらせる。
演奏会でもメインのプログラムとしてしばしば登場する。

そして彼らの作品から、ツェルニー、ショパン、それぞれが、当時どのような奏法でピアノを弾いていたかを推測できる。

指の強化と分離を利用して弾いていたと思われる、ツェルニー。
逆に、脱力と重心移動、時には手指の視角的な美しさをも気にしていたと思われる、ショパン。

彼らは奏法も対照的だったと考えられる。

つまり、ツェルニーの延長線上がショパンではない、ということ。
ショパンにはショパンを弾くためのアプローチがある。

現代のもっとも美しく、合理的なピアノ奏法は、ショパンの延長線上にあると言って良いかもしれない。
ショパンはそういう奏法をフル活用してピアノ作品を作った、おそらく最初の人。








ショパンのエチュード、Op.25を全曲。
ピアノは、ダニール・トリフォノフ

52秒くらいから、演奏がはじまります。
25分00秒あたりに、木枯らしのエチュードが入ってます。



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ベニヒワのオス。
そろそろ雪が積もらないかな~?




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by asahimamegoo | 2014-12-03 13:11 | 作曲家 | Comments(0)
2014年 06月 19日

難しさが伝わりにくい

ドイツの作曲家、ロベルト・シューマンは1810年生まれ。
同じ年にショパンが生まれ、その翌年にはフランツ・リストが誕生している。

この3人に共通するのは、ピアノ曲の大家だということなのだが、シューマンのピアノ曲って・・・

ワタクシが思うに、シューマンのピアノ曲の難しさは、ツッコミのないボケのようなもの。。。

ショパンとリストは、誰が聴いても難しそうって感じるはず。
でも、シューマンは・・・
その難しさが聴き手に伝わりにくく、その点に限っては、労力に見合わない。
だから、ツッコミのないボケのようなもの。。。(わかりにくい?)






シューマン作曲 フモレスケ
ピアノは、グリゴリー・ソコロフ

難しさは伝わりにくいけど、やはりシューマンの音楽は美しい。
まるでワタクシのココロ・・・(自主規制)

もちろん難しいか優しいか、ということは、音楽の価値を決める上では意味のないこと。
ただ我々ピアノを教える立場の人間は、生徒を弾けるようにすることがもっとも大事なのである。
だから、どのようにしたら弾けるようになるか、という戦略を常々考える。
弾けてこその音楽。
弾けてこその表現。
技巧的にゆとりがあってこそ、自らが思い描いた表現ができるもの。


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ナナコと散歩中に遭遇した、エゾリス。
ちなみに旭川は、今日も雨。。。


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by asahimamegoo | 2014-06-19 08:45 | 作曲家 | Comments(0)