村田ピアノ教室のブログ ~北海道旭川市より~

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カテゴリ:ピアニスト( 39 )


2018年 05月 31日

聴くのも見るのも、実物にはかなわない。。。





スクリャービン作曲 前奏曲集より
ピアノ ディーナ・ヨッフェ

実演でも聴いた、この作品。
でも機械を通して聴くと、実際よりも音が硬く感じる。
本当の音はもっとやわらかく美しく色彩豊か。
ショパンも、アンコールのモーツァルトも、実に素晴らしかった。
やはりホールに足を運ばなきゃね。


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ミヤマカラスアゲハ。
実物はもっと美しい。
写真でもきれいに写るが、臨場感に欠ける。


それにしても、先日の札幌でのリサイタル。
kitaraの小ホールで満席にならなかったのが、実にもったいない。
また北海道に来てくれるなら、是非とも聴きに行きたいものです。
そういう機会があったら、当ブログでも宣伝しよう。
こういうピアニストこそ、もっともっと多くの人に聴いてほしい。










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by asahimamegoo | 2018-05-31 09:48 | ピアニスト
2018年 05月 25日

ディーナ・ヨッフェのリサイタル

札幌のkitaraの小ホールで行われた、ディーナ・ヨッフェのピアノリサイタルを聴きに行ってきた。

曲目は、スクリャービンの24の前奏曲Op.11と、ショパンの24の前奏曲Op.28
スクリャービンの1番→ショパンの1番→スクリャービンの2番→ショパンの2番・・・
という曲順で演奏された。

カワイ主催のコンサートゆえ、ピアノのメーカーは、シゲル・カワイ。


感想は、もう、言葉はいらない。
いや、言葉を使わなきゃ何のためのブログかって(笑)

あまりにも美しく多彩な、倍音の世界に惹きこまれた。
曲によって、色が違う。
それどころか、一つの曲の中からも、様々な色彩感が。
そして、美しいレガート。
また、フォルテ、フォルティシモが全然割れない。
すべての音が心地よい。

ディーナ・ヨッフェの実演を聴いたのははじめてだったが、名前はかなり前から知っていた。
1975年のショパン国際コンクールで第2位(この時の1位は、ツィマーマン)
そして、ロシアピアニズムのネイガウス流派の継承者。
美しき倍音で奏でるピアノ。
その真髄を、垣間見た気がした。

客の入りは、7割ほど?
こういうピアニストこそ、もっともっと聴かれてほしい!

ちなみにアンコールは、モーツァルトのデュポールの主題による変奏曲。
you tubeでも上がっており、その演奏が好きでよく見ていたが、実演はそれ以上に素晴らしかった。
これも実に色彩豊かなモーツァルトだった。
天国にいるモーツァルトご本人は、きっと満面の笑顔で聴いていたんじゃないかな~?





今日は仕事なので、終演後はすぐに地下鉄に乗り、9時発のJRに駆け込む。
すすきのあたりで、演奏の余韻に浸りながら一杯やりたかった気分だったけどね(笑)
本当に素晴らしい時間でした。
またぜひ聴きたい。










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by asahimamegoo | 2018-05-25 09:02 | ピアニスト
2018年 05月 12日

音が少ない難しさ





チャイコフスキー作曲 子どものためのアルバム
ピアノ ミハイル・プレトニョフ

子どもの練習用の作品をリサイタルのプログラムに組み込むって、すごいと思う。
ショパンやラフマニノフらの難曲、大曲ではなく、音が少なく技巧的に易しい曲。
こういう曲で聴衆を惹きつけるのは、逆に難しい。


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今年の夏の発表会、生徒の曲はほとんど決まっているが、自分のはまだ未定。
リサイタルがあった年は、準備が遅れてしまう。
今回は子どものための作品、とまでは言わないが、思い切って易しい曲を弾いてみようかな???










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by asahimamegoo | 2018-05-12 20:26 | ピアニスト
2018年 01月 30日

ケヴィン・ケナー ピアノリサイタル

1990年、ショパン国際ピアノコンクールの最高位、ケヴィン・ケナーのピアノリサイタルを、クリスタルホールで聴いてきた。
最高位というのは、1位が該当者なしの2位だったということ。
10年以上前にも旭川に来たのだが、その時私は咳がついた風邪をひいており、聴きに行くことができなかった。

今回のプログラムは、すべてショパン。

前半は、、、

ポロネーズ第5番
ピアノソナタ第3番

休憩をはさんで後半は、、、

バラード第1番
ノクターン第20番遺作
舟歌
マズルカ作品63
英雄ポロネーズ

アンコールはすべて、パデレフスキ―の作品。
そういえば、遺作のノクターンはパデレフスキ―版(ノクターン集ではなく、小品集に載っている)だった。

で、感想。

派手さはそれほどなかったが、弱音の表現が繊細で美しく、素晴らしい演奏だった。
フォルテ、フォルティッシモはダイナミックだが、決して鍵盤を叩かない。
少なくとも、ボリュームで聴かせようとしている感じではなかった。
手も体も大きいが、重きを置いていたのは、ピアノ、ピアニシモ。
時には、耳をよーく澄まさないと聴き取れないくらい小さな音も。
でも、倍音はよく響いていた。
印象に残ったのは、派手な曲よりむしろ、地味だけどきれいな作品、ソナタ3番の第3楽章、舟歌、マズルカ(特に63-3)など。


ただ、残念なことに客の入りは半分程度。
平日の夜だったから?
もっともっと多くの人と感動を分かち合いたかった。



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by asahimamegoo | 2018-01-30 22:33 | ピアニスト
2017年 07月 27日

まずはモノマネ

世界の超一流と言われるピアニストからは、学べることがたくさんある。
特に奏法に関して、色んなピアニストの動画を見て、その動きを研究した(もちろん現在進行形)

たとえば、マルタ・アルゲリッチ。





チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番

もちろんアルゲリッチは、超天才。
難曲も軽々と、しかも美しく弾いてしまう。
でもそれには根拠がある。
これだけのピアノを弾くには、練習量と才能だけではどうにもならない。

どこに力を入れているか?
どこを脱力しているか?
手のポジションは?
身のこなし方は?
・・・等々

超天才だから参考にならない、というのは違うと思う。
モノマネ大いに結構。
モノマネでわかることだって、たくさんある。


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キキョウが咲いている。


もちろん、すべてのピアニストを参考にしているわけではない。
人生いろいろ、奏法もいろいろ。



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by asahimamegoo | 2017-07-27 11:40 | ピアニスト | Comments(0)
2017年 05月 23日

今年も、、、

今年も、フジ子・ヘミングが旭川にやってくる。

私は、、、仕事で行けないが。。。


昨年の旭川公演で、彼女のピアノをはじめて実演を聴いたのだが、とにかく響きが美しかった。

シューベルトも、ショパンも、ドビュッシーも、リストも、みんな美しかった。

美しさの秘密は、倍音。(ここでは、打鍵のあとに伸びてゆく音)

倍音が少ないと、打鍵の瞬間の立ち上がりの音、基音だけが目立ち、音の減衰も早く、美しく聴こえない。

倍音が豊かだから、ペダルで音が広がり、美しい響きのレガートの音楽が奏でられる。

もちろん、年齢は既に80歳を超えているから、技巧的な衰えは隠せない。

昨年の公演でもいろいろ事故はあったけど、、、そんなものを超越した魅力があった。





それにしても、どこでこのピアニズムを習得したのだろう?

独学???


ちなみに、旭川公演、5月23日午後10時8分の時点で、まだすこしチケットが残っているようです。




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by asahimamegoo | 2017-05-23 22:09 | ピアニスト | Comments(0)
2017年 05月 01日

芸術は緻密なもの






バッハ作曲 フランス風序曲より

ピアノ グリゴリー・ソコロフ


芸術性が高いものは、緻密な計算の元に成り立っている。

一見大げさでわざとらしく見える動きにも、おそらく深い意味がある。


現在、もっとも聴いてみたいピアニストの一人。

来日することは、あり得ない、という話を聞いたことがあるけど(^_^;)

日本の聴衆にとっては、生ける伝説のような存在?


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エルタテハのLは、LegendのL・・・か?


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by asahimamegoo | 2017-05-01 13:28 | ピアニスト | Comments(0)
2016年 12月 15日




ムソルグスキー作曲 展覧会の絵
ピアノ ミハイル・プレトニョフ


色んな種類の音色が聴こえてくる。
音に色がついている。


旭川の冬は、モノトーン。


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カラフルな冬鳥が現れないかな~?



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by asahimamegoo | 2016-12-15 10:51 | ピアニスト | Comments(0)
2016年 08月 28日

大切なのは響き





リスト作曲 コンソレーション(慰め)第3番
ピアノはウラディミール・ホロヴィッツ


この曲、ただ弾くだけなら、技巧的難易度は大したことはない。
逆に、こういう易しい曲で観客を魅了するのは難しい。
美しい響きがあってこそ。


ピアノは音を出した瞬間から減衰がはじまる。
ゆえに出た瞬間の音のみで音楽を考えてしまいがちだが、その減衰しながらも伸びてゆく音を美しく豊かに響かせることが、すごく大事。
つまり、倍音が大事、ということ。


倍音は英語で、harmonic overtone という。
何となくニュアンスがわかる気がしませんか?


ホールに広がるホロヴィッツの美しい倍音の世界。
その場に居合わせた人たちが羨ましい。。。




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by asahimamegoo | 2016-08-28 14:17 | ピアニスト | Comments(0)
2016年 08月 26日

クララ・ハスキル

昔からよく聴いていたピアニスト。

彼女の演奏からは、やさしさとか、温かさのようなものを感じる。

私が生まれるはるか以前に活躍したピアニストだけど、きっとそういう人柄だったに違いない。

ピアノの音色も、何だかやさしい。







ベートーヴェン作曲 ピアノ協奏曲第4番

カルロ・ゼッキ指揮、ロンドンフィルハーモニー管弦楽団

1947年の録音




プロもアマも、大人も子供も、演奏から人柄が感じ取れる。

レッスンしていても、発表会を見ていても、生徒の性格って出るもんね(笑)



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by asahimamegoo | 2016-08-26 11:11 | ピアニスト | Comments(0)