2009年 08月 12日
たまにはコンクールについて書いてみようかな。 と言っても、子どもが参加するコンクールのことだけどね。 以前も書いたことがあると思うけど、内容がかぶるかも。 子どもをコンクールに出す時に気をつけるべきだと思うことは、ピアノの目的がコンクールにならないようにすること。 コレは当然、他の楽器にもいえる。 以前も書いたかもしれないけど、コンクールの入賞だけが目的になると、ピアノを習う本来の目的を見失うかもしれない。 ピアノを習う目的は、弾けるようになることが大切なのは当然だけど、同時に、情緒を育むこともとても大事。 ピアニストを目指す人も、音楽大学を目指す人も、同じことが言えると思う。 演奏の魅力は、ピアノの腕はもちろんだけど、やはり演奏者の感性、情緒、人柄、雰囲気、そういうところから出てくるものだ。 私が生徒をコンクールに出す場合、できるだけ生徒の個性を尊重し、それを踏まえて完成度を高めて送り出す。 結果はどうでも良い。 審査員にもよるし。 入賞は後からついてくるものだ。 その人らしい演奏をすることが大切だと思う。 落選したらがっかりするだろうけど、それをキチンとフォローするのは指導者の仕事。 コンクールとは、それを通して子どもを成長させるものであるべき。 それを忘れちゃいけないよね。 もちろん、発表会にしてもコンクールにしても、一つの目標に向かって頑張ることは、とても素晴らしいことだということも忘れちゃいけない。 演奏はほんの一瞬。 その一瞬のために努力をすることはかげがえのないことだ。 クリックお願いしますね~♪ ポチッ♪ 明日の旭川は寒いらしい~
by asahimamegoo
| 2009-08-12 13:24
| ピアノ
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