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村田ピアノ教室のブログ ~北海道旭川市より~

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2009年 06月 18日

五嶋龍さんから物理の話へ

先日、ヴァイオリニストの五嶋龍さんが、NHKのスタジオパークからこんにちは、という番組に出演していた。
ヴァイオリンの生演奏もしていたが、さすがに上手い。
お姉さんの五嶋みどりさんも世界的なヴァイオリニストだし。
すごいな~

五嶋龍さん、現在ハーバード大学で物理学を専攻しているとのこと。
チェリストのヨーヨー・マも、ハーバード大学で人類学の学位を取得した。
音楽家がこのように他のジャンルの勉強をするのは、とても素晴らしいことだと思う。


で、それに無理矢理関連させて、物理のことをちょこっと。
と言っても、高校物理のハナシ…
最近ちょっと考えることがあって。

物理って、微分積分を利用することが多いと記憶している。
過去の話だから、けっこう忘れているのですが…
高校物理を開始する学年は学校によって異なるだろうが、たいてい2年生からだと思う。
では、数学で微分積分の初歩を勉強するのはいつかと言うと、これは2年生の後半であることが多い…はず。
つまり、微分積分を勉強する前にいきなり物理を勉強する羽目になる。

これを解決するには、物理の先生が、例えば等加速度運動とか自由落下の分野に入る前に、物理の授業の中で、微分積分の説明をするか、
もしくは数学の先生と連携して、微分積分を数学の授業で先に行うか、どちらかが良いと思う。
まぁ、微分積分の知識が無くとも公式をとりあえず丸暗記しておけば後でわかる、ということでも良いけど、それを知っておいたら便利だから、私はどちらかの方法をとるべきだと思う。

先日、高校生の生徒から学校の物理の授業の話を聞いたけど、微分積分の説明は一応してくれたそうだ。
その方が楽だと思うし、効率が良いと思う。
それによって、覚える公式の数も減らすことができる。
初歩の微分積分は、そんなに難しいものではないし。

私の高校時代はひどくて、高校1年生でいきなり物理をやっていた。
力学なんて、三角関数をたくさん使うのに、数学で三角関数を学ぶのは、1年生の終わりだった。
物理の先生が三角関数を授業で説明してくれたかと言えば、そうではない。
仕方ないからみんな自力で勉強した。
まぁ、高校生になったらある程度自分で勉強しなさい、ということだったのかな?

物理は数学的な要素がたくさん入っている。
それどころか、他の科目同士も、どこかしらつながっている。
学問の垣根なんて、あって無いようなものだ。
だから、教科書や授業のカリキュラムも、異なる科目どうしが連携して、いかに効率よく生徒にわかりやすく授業を進めるか、考えなければならないと思う。
自分は物理の先生だから、物理だけ教えていれば良い、という話ではない。

ちなみに私は大学では生物学が専攻だったけど、数学も物理もけっこう使った。
大学に合格した時、物理とはもうオサラバできるかと思いきや、とんでもなかった。


五嶋龍さんの話から、えらい方向に話が脱線してしまいました。

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by asahimamegoo | 2009-06-18 09:32


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