村田ピアノ教室のブログ ~北海道旭川市より~

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2009年 03月 04日

お笑い界のすごさ

昨晩放送された「リンカーン」の中のコーナーで、松村邦洋と出川哲郎の友情について紹介されていた。
NHKの「その時歴史は動いた」のパロディーだった。
録画をしなかったので、内容を完全に再現は出来ないが、大まかに説明する。


二人は無名時代からたいへん仲が良かった。
ところが、松村が先に売れはじめた。
その間、出川は仕事が少なく、ずっと鳴かず飛ばず。
それでも彼らの仲の良さは変わらない。

そのうち、松村が「笑っていいとも」のテレフォンショッキングのコーナーに出演した。
モノマネが得意な松村は、様々な人物をモノマネして、会場からの爆笑をとっていた。
最後に、親友だった出川のモノマネを披露した。
当時無名だった出川のモノマネを、会場の人達にわかるはずもなく、当然、場はしらけた。

オンエアーを見ていた出川は、電話で松村に問い詰めた。
「何でオレのモノマネをやったんだ。しらけるのはわかっていたじゃないか」
と。
すると松村
「僕は出川さんが売れるまで、出川さんのモノマネをやり続ける。あとは出川さんの売れるのを待つ」
というような返答をした。
松村にとっては、世話になっている出川への恩返しであり、エールであったのだ。

この言葉に出川は感動し、そして奮起し、徐々に売れはじめ、現在に至る。

このコーナーのナレーションは、松本人志。
最後に松本が言った内容は、こんな感じ。
「芸人達はライバルを蹴落とすのではなく、みんなお互い助け合って一緒に売れようとしている」


記憶をたどって書いたので、どれくらい正確に再現できたかわからないが、とても良い話ではないですか。

それに関連して話を進めると、お笑い界は、若くて面白い人がどんどん出てくる。
出てきてはすぐ消える人もいるにはいるが…

ココから先の文章は、私の勝手な推測だが

お笑い界というのは、若く才能がある人は、どんどんチャンスを与えてやろう、という空気があるのではないか?
出る杭は決して打たない。
番組の製作者側もそうだろうが、私は出演者の方に、それを強く感じる。
売れている先輩芸人が、共演している若いまだ売れていない才能のある後輩の良さを引き出してやろうとしている光景をよく目にする。
後輩は臆することなく自分を出そうとし、なお且つ先輩との上下関係の筋はキチンと通している。
まさに
「先輩も後輩もお互いを蹴落とすのではなく、助け合って一緒に売れようとしている」
ように感じる。

もちろん、淘汰されていく人も大勢いる。
ただ、才能が足りなければそれは仕方がないことだ。
弱肉強食の世界だから。

このような空気があるからこそ、お笑いは今、ブームが長続きし、多様化し、栄えているのではないか?
お笑い業界は、実に度量が広く、懐が深い。
これは、他の業界も見習うべきことかもしれない。

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↑お笑いを真面目に語るって、変ですかね?
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by asahimamegoo | 2009-03-04 12:47 | Comments(2)
Commented by Chekeracho at 2009-03-04 16:55 x
またまたコメントです。

うーん。
これは本当に難しいポイントですね。

デザイン業界は、皆で助け合ってという精神は皆無かもしれません。
私自身はそうではないと言える自信はあるのですが、業界がそれをゆるさないし、そんな世界に浸っているクリエイターは、常に周りを利用してのし上がっているイメージがあります。

もちろん私も含めそんな人間ばかりではないのですが、10年以上業界にいて、みんなで盛り上げていったという記憶より、裏切りや策略にはまって苦労した記憶の方がやっぱり多いのも現実ですね。

お笑い界のような、つながりというのは、業界反映には必須と思います。
何だか思うところありますね〜
Commented by asahimamegoo at 2009-03-04 18:45
ありがとうございます。
貴重な時間を割いて、コメントを頂いて、とても嬉しく思います。

競争なくしては良いものは生まれないのは事実でしょうし、競争はむしろ必要だと思います。ただ、ライバル達を敵と見るか、戦友と見るか。私は戦友と見て、お互い尊重し合いながらそれぞれを高めていく、というのが理想ですけど、現実にはそれは難しいでしょうね。だからそういうものを理想に掲げつつも、現実はそういうものなんだ、と割り切って行くしかないのでしょう。
でも、私もできるだけ皆で切磋琢磨して、音楽業界を盛り上げたいと思ってはいるのですが。

お笑い業界に関しては推測に過ぎませんから、的外れかもしれないですけどね(汗)


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