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村田ピアノ教室のブログ ~北海道旭川市より~

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2019年 09月 06日

山寺 その3 芭蕉の健脚

奥の細道の旅は、江戸から奥州を巡り、美濃(現在の岐阜県)の大垣に至る。
およそ2400キロを、150日で廻ったそうな。。。
門人の河合曾良との二人旅。。。

当時は車も電車も存在しない。
馬や駕籠を使えば金がかかる。
おそらくほとんど徒歩だった???
凄まじい体力。。。

松尾芭蕉は伊賀の出身。。。
松尾芭蕉忍者説ってのも、強ち嘘ではないのかも。

話を戻すと、曾良とのたったふたり旅。
仮に治安が悪かったら、二人だけで旅できる?
ちなみに江戸時代は、女性が一人で旅できるほど治安が良かったそうです。

また、参勤交代の影響もあるだろうが、街道が整備されていたことも忘れちゃいけない。
原生林を突き進むわけにはイカンわけで。
道があるから、旅ができた。

ところがむかし習った歴史では、江戸時代で強く印象に残るのは、島原の乱、鎖国、大塩平八郎の乱、百姓一揆、蛮社の獄、安政の大獄、、、等々。
治安は悪く、民衆は不満だらけ。
ネガティブな印象。

でも、大人になってから知ったのは、治安の良さは世界屈指、文化も学問も素晴らしいかった、ということ。
すこし前、支倉常長の記事でも触れたが、、、
もっと、我々の過去の歴史を誇りを持ち、先人に対して尊敬と感謝の気持を持たなければ、と強く思ふ。
私のように、西洋の文化を生業にしている人間はなおのこと。



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上が芭蕉で、下が曾良。

芭蕉が奥の細道の旅をはじめたのは、40代半ばごろ。
そこから2400キロの徒歩の旅。
そう考えると気温35度程度での山寺の1000段の階段を上るくらい、大したことないよーw











by asahimamegoo | 2019-09-06 14:06 | 旅行


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