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村田ピアノ教室のブログ ~北海道旭川市より~

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2019年 02月 17日

筋肉を使う

ピアノを弾くのに、脱力は大事。
でも、筋肉を使うことも大事。

レッスンにおいて、
「ここの筋肉をこのように使って」
みたいな指導はけっこう多め。

筋肉を使うには、脳と筋肉を神経回路で繋げておく必要がありまして。
筋肉が少ないと、繋がりにくいらしい。
よって、ピアノを弾くのに使う筋肉を意識的に鍛える。
繋がれば、脳から筋肉に命令が出せる。
筋肉を自分の思い通りに動かすことができる。
つまり、筋肉と会話ができる。。。
。。。そのように言っている人がけっこういるが、、、
最初、何言ってんの?この人たち、と思っていたのだが、理解できるようになりつつある今日この頃w

ちなみにピアノで使用する筋肉は、奏法、流派によって異なる。
たとえば、手のひら側か、手の甲の側か、、、
私は、手のひら側の筋肉は大いに活用し、手の甲側は完全に脱力、という考え。

手の甲側の筋肉は弱く、指を下に降ろすには向かない筋肉。
ピアノが原因の腱鞘炎は、手の甲側にある、伸筋の酷使によることが多いと考えられる。
指を伸ばすための筋肉だから、伸筋、と名がついているのではなかろうか。

ピアノのテクニックは、実に緻密。
音楽的表現するにも、音色に変化をつけるにも、テクニカルなアプローチが必要不可欠。
ピアノ教師は、そういうことをもっともっと勉強しなければならないと思う。



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by asahimamegoo | 2019-02-17 11:16 | 指導法


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