2018年 09月 01日
数年前に、実際に見たことがある光景。 ある演奏会を聴きに行ったら、本番中にもかかわらずピアノの音程が明らかに狂っていた。 調律を行わなかったのか、後日関係者に尋ねたところ、リハーサル前にちゃんと調律したとのこと。 では、何故そうなってしまったのか? その演奏会、出演者のほとんどが、ピアノをガンガン叩いて弾いていた。 フォルテ、フォルティシモともなると、鍵盤の底まで、これでもかっ、って感じ。 リハーサル中も、そんな風にガンガン弾きまくっていた、とのこと。。。 そんな弾き方をすると、すぐに音程は狂ってしまう。 弦も切れやすい。 ハンマーだって痛みやすいんじゃない? それだと美しい音など、とてもじゃないけど・・・ ピアノは乱暴に扱えば、壊れてしまう。 繊細な楽器なのです。 だから、よりデリケートに、ね。 実に大きな声。。。 小さな体で大きな声を出すには、それをするための身体の構造と、合理的な体の使い方をしているからにほかならない。 ピアノもいっしょ。 セミといっしょ・・・?
by asahimamegoo
| 2018-09-01 20:33
| ピアノ
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