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村田ピアノ教室のブログ ~北海道旭川市より~

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2016年 02月 29日

フジコ・ヘミング旭川公演を聴いて

色んな評価が飛び交うピアニスト、フジコ・ヘミング。
彼女のピアノは前々から気になってはいたのだが、、、
昨日、遂にライブで聴いた。
会場は、旭川市民文化会館 大ホール


プログラムは、、、

シューベルト 即興曲 Op.90-3
ラヴェル 亡き王女のためのパヴァーヌ
ドビュッシー 版画 より「雨の庭」
ドビュッシー ベルがマスク組曲 より「月の光」
モーツァルト ピアノソナタ KV.331(トルコ行進曲つき)

休憩をはさんで、、、

ショパン ノクターン Op.9-2
ショパン エチュード Op.10-12 「革命」
ブラームス ハンガリー舞曲 第5番
リスト パガニーニによる大練習曲 第6番 主題と変奏
シューマン=リスト編曲 リーダークライス より「春の宵」
リスト 「ラ・カンパネラ」

アンコールは

シューマン 子供の情景 より「トロイメライ」
ベートーヴェン ピアノソナタ 「テンペスト」 より 第3楽章


チケットは完売。
空席はほとんどなし。
私は前方、やや右寄りの席で聴いていた。


結論を先に書くと、聴きに行って本当によかった。
大きなミスをしたり、弾き直したり、小節を多く弾いたり、いろいろ事故はあったけど、そんなものを超越して人を惹きつけるものが確かにあった。

何と言ってもご本人いわく「私の音は世界一」という美しい音色。
世界一かどうかは別として、CDや映像でも美しさは感じていたが、実演でもそれがよくわかった。
大ホールの中に漂っていた、美しく心地よい響き。
後方の座席の方々には、どう聴こえていただろう?

ピアノをフジコさんのように美しく響かせるには、具体的なやり方がある。
ひとつ言うと、伸筋を酷使した力任せの弾き方では、そういう音は出せない。
フジコ・ヘミングは昨日現在、御年83歳とのこと。
その年齢で弾き続けるには、力任せじゃ難しい。
体にやさしい、無理のない奏法で弾いているからに他ならない。

もちろん専門家的な見方をすると、いろいろあったことは否定しない。
ミスタッチもあまりにも多かった。
でも、人の心に響く演奏は、そんなことは関係ないのだろう。
昨日はスタンディングオベーションをしている人がたくさん。
まさに大盛況。
そういう意味でも、音楽というものを改めて考えされられた演奏会でした。

83歳といえども、まだまだ現役を続けていただきたいものです。
あの美しい音色を求め続ける聴衆は、日本全国にたくさんいるに違いない。




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by asahimamegoo | 2016-02-29 14:06 | ピアニスト


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