2015年 12月 27日
ピアノ曲の進化は、楽器の進化と共にある。 モーツァルトの頃は、少ない鍵盤と乏しいダイナミックレンジ。 それがベートーヴェンの時代に鍵盤の数が増えていき、ピアノという楽器そのものの機能も劇的に向上していく。 そして、ショパン、リスト、シューマンらのロマン派のピアノ音楽へと受け継がれていくわけだが。 楽器の進化と同時に、奏法の進化も作品に影響したと考えられる。 楽器の進化に伴って奏法が進化した、とも言えるのかもしれない。 ショパンとリストが重力奏法を生み出した、とよく言われるが、ショパンの作品にそれがより明確な形で出ているように感じる。 実際に弾いてみてのざっくりとしたイメージは、ショパンは曲線的、リストは直線的。。。 わかりにくくてすみませぬ。。。 ショパンの手は、小さく華奢だったと言われている。 逆にリストは巨大な手の持ち主だったらしい。 手の大きさはもちろん、その他の身体的特徴も作品に影響しているに違いない。(おそらく廣戸総一氏の4スタンス理論も) ある手が小さなピアニストが、ショパンのエチュードは体にやさしい、と言っていたが、その通りだと思う。 ショパンの奏法は楽で自然で、時にエレガント。 ショパンのエチュード Op.10 全曲 ピアノは、ダニール・トリフォノフ この人の手は巨大だが。。。 ただ、ショパンのエチュード、体にやさしくても、弾くのはすごーくムズカシイのだが。。。 先日見た、ギンザンマシコ。 街中にやってきた時は、写すのは実はムズかしくないかも。。。 こちらが静かにしていれば、逃げないんで。
by asahimamegoo
| 2015-12-27 15:25
| ピアノ奏法
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