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村田ピアノ教室のブログ ~北海道旭川市より~

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2010年 11月 23日

ソロの本番で楽譜が邪魔になる場合

暗譜に対するこだわりは、特にあるわけではない。
ウチの発表会、暗譜が苦手で不安な人は譜面台に楽譜を置いても良いし、それ以外のステージでも、楽譜を見ることでより良い演奏ができるのなら、暗譜が義務づけられていないのならば、楽譜を見て弾けば良いと思う。
あのスヴャトスラフ・リヒテルだって、時には楽譜を見ていたじゃないか。

私はソロの本番の場合は、暗譜で弾く。
譜面台は置かない。
発表会の時など、先生である私は暗譜で弾かねばならぬ、という見栄も、正直言って、ある。
でもそれ以上に、ソロの本番では楽譜はむしろ邪魔になる、というのがもっと大きな理由。
もし、楽譜を見ることで確実に良い演奏ができるのであれば、私もそうするよ。

本番前1~2ヶ月は、練習中に楽譜を見ることはほとんどない。
部分練習ですら、暗譜でやる。
逆に、それくらいまで弾けるようにならないと、本番で披露する気にはなれない。
石橋を叩いて渡るタイプなのかも?

で、そういう状態まで仕上げた曲を楽譜を見て弾くと、たまに楽譜に目をやった時に、どこを弾いているかわからなくなることがあるんだよね。
それに、視線を楽譜にやることで、神経がそっちに集中し、手元がおろそかになったり…
それどころか、本番当日は出番前は楽譜すら見ない。
見ることによって余計なことを考えちゃうのが嫌なんで。

先日、ある声楽家の方と話していた時、同じようなことを言っていた。

そういう感覚は、ピアノに限ったことではないんだね。

ソロの本番で楽譜が邪魔になる場合_a0114742_13384812.jpg

自分で隠したドングリの場所を、時々忘れてしまうエゾリス。
暗譜はニガテ。。。

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by asahimamegoo | 2010-11-23 13:46 | 発表会


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