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村田ピアノ教室のブログ ~北海道旭川市より~

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2010年 09月 24日

間もなくショパン国際ピアノコンクール

昨年は録画するのを忘れてしまったキング・オブ・コント。
今年はめでたく見ることができましたとさ。

キング・オブ・コメディ、優勝おめでとう。
安定しておもしろいネタを見事に2本揃え、堂々の優勝だったのでは?

私的にいちばんおもしろかったネタを1本選ぶとすれば、ピースの2本目。
最高得点だったのもうなずける。


あのような審査モノは、実力が拮抗すると、審査する人の好みにも左右される。
M-1もそうだし、R-1もそうでしょ。
音楽コンクールもそう。

10月2日から第16回ショパン国際ピアノコンクールがはじまる。
ショパン生誕200年の記念の年だけに、盛り上がるんだろう。
これも結局は、審査員の好みによる影響も大きいのだろう。
過去には色々なことがあった。

たとえば1980年の第10回では、ポゴレリチの第3次予選敗退に抗議したマルタ・アルゲリッチが、怒って審査員を辞任したのは有名な話。
Wikipediaによると、第1次予選をポゴレリチが通過したことに抗議したルイス・ケントナーが審査員を辞任した、ともある。
とても個性的な演奏をするポゴレリチだけど、まぁ見事なまでに好みが真っ二つに割れちゃって。

ポゴレリチのようにスキャンダルが原因で名が知れ、活躍の場が広がれば良いけれど、そのような強烈な個性は、もしかすると上位入賞は難しいのかもしれない。

また、バロックから近現代に至るまで、広いレパートリーを安定して弾きこなすオールラウンドプレーヤーの方が上位入賞をする可能性が高いのかも。
例えば、かつてのサンソン・フランソワのようなタイプは入賞が難しいのかも。
彼の得意なレパートリーは、ショパンをはじめとするロマン派と、フランス印象派だった。
古典派は…ある意味おもしろいけど、模範とはほど遠い。
まぁフランソワは、第1回ロン・ティボー国際コンクールの優勝者ではあるが。

ただ、こういう音楽コンクールは、あくまで通過点に過ぎない。
ショパンコンクールで優勝したって、その後、さらなる演奏活動が続く。
どんなに輝かしい肩書きを得ても、その後の活動いかんによっては簡単に淘汰されてしまう。
厳しい世界だよね~

ところでショパンコンクールは、ショパンの作品のみで審査される。
このようなコンクールは、ショパンコンクール以外、可能なのだろうか?
そう考えると、ショパンという作曲家の偉大さと素晴らしさを思う。
そして、難しさもね。
ショパンを弾くテクニックがあれば、他のどのような作品も弾ける、と誰かが言っていたけど、けっこうよくわかる。

今年のショパンコンクール、新しいスターは生まれるのだろうか?

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by asahimamegoo | 2010-09-24 10:58 | ピアノ


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