ピアノ教室の風景

asahimame.exblog.jp
ブログトップ
2009年 03月 13日

「山本」

小学校低学年の生徒。

「山本」

という文字を見て、ものすごーく元気の良い声で

「やまほん!」

そこにいる全員大爆笑003.gif

生徒本人も大笑い058.gif

愉快だねぇ

にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ教室へ
↑ホント、子どもは無邪気だね~。てことで、クリックお願いしますね~♪
[PR]

# by asahimamegoo | 2009-03-13 13:07 | ボケ、ツッコミ
2009年 03月 13日

ピアノを習う目的は?

人間はある意味、「無駄なこと」ばかりをしている生き物だ。
逆に、その無駄なことは、豊かな人生を送るために必要不可欠なものだ。
無駄をすべて省いたら、衣食住以外は何もなくなってしまうかもしれない。
生きるためだけなら、食べては寝る生活をただひたすら繰り返せば良いんだから。
だから「無駄なこと」は、人間にとって無くてはならないものなのだ。

ピアノも、生きるためだけなら、必要ないものだ。
だけど、精神的に豊かな生活をするには、音楽は欠かせない。
音楽に限らず、芸術はたいへん重要なものだ。
音楽を通して、美しい情緒を養うためにピアノを習うものだ、と私は考える。
もちろんそればかりではないけど、そこが最も重要な点だと思う。

それと、ピアノに限らず音楽は、演奏をしてしまったら、そこで終わり。
絵画のように、残しておくことはできない。
もちろん、録音してとっておけるけど、それはまた別の話。
演奏は一瞬で終わる。
演奏者達は、その一瞬のために、日々努力をしている。
そういうことを、特に小さな時に経験するのは、かけがえのないことだ。

そんな一瞬のためにみんな頑張るんだから、聴衆は温かい拍手で迎えてあげるべきだ。
結果間違えたとしても、頑張ったことに対しては褒めてあげる。
それだって情緒を養うことだろうし、本人も頑張ってよかった、と思えるに違いない。

ピアノを習う意義は、そういうところにあると思う。
もちろん、ピアノに限らず、どんな楽器を習うのも同じだろう。
それは大人になってからも、貴重な財産となって残るものだと思う。

にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ教室へ
↑クリックお願いしますね~♪
[PR]

# by asahimamegoo | 2009-03-13 09:19 | ピアノ
2009年 03月 12日

毎日少しずつ、無理をせずにコツコツと

昨日の徹子の部屋は、ヴァイオリニストの吉田恭子さん、という人がゲストだった。
とても良い話がたくさんあったのだが、その中から一部、紹介したい。


彼女は、お祖母さんがヴァイオリンをやっていたそうだ。
そんな中で、2歳半でヴァイオリンを与えられた。

そのお祖母さんの教えが、何とも素晴らしい。
「何か習い事をはじめたら、10年やめてはいけない。細く長くでいいから、10年続けなさい」
吉田さんの場合は、それがヴァイオリンだったわけだ。
さらに吉田さんは、次のような趣旨のことを言っておられた。
「1日10分や20分の練習時間で良かったので、毎日の歯磨きなどと同じように習慣になった。10分弾けば許してもらえる、と思っていたから気楽だった。そうしているうちに、生涯をかけて勉強をしたいと思うようになった」


とにかく、多少嫌いでも、細く長く続けていれば、人間突然変わることだってあるのだ。
実際、そういう人は何人もいる。

嫌なものを無理矢理たくさんやらせると、さらに嫌いになるかもしれない。
でも、吉田さんのように10分で良いから毎日少しずつ、と考えると、とても気楽だと思う。
そうしているうちに、そのうち好きになったりすることがあるのだ。
そもそも、ヴァイオリンにせよ、ピアノにせよ、練習が好き、という人はそんなにいないでしょ?
私は練習は好きか、と聞かれると…まぁ、好きな方かな?
それでも、弾きたくないことはある。
でも、どんなに弾きたくない時でも、忙しい時でも、30分は弾くようにしている。
私の場合は仕事だから、練習はまさに日課だ。

別に吉田さんみたいにプロにならなくて良い。
そもそも、音大へ行って音楽を職業にする人はほんの一握りだ。
そうじゃなくて、楽器と楽しく向き合うようになるための、一つの方法を書いている。

家で練習をしていてうまくいかなくても、案ずることはない。
一晩寝てリセットしたら、突然できるようになっていることだってある。
そういう感じで気楽に続けていれば、そのうち好きになる可能性はあるし、上手にだってなれる。

そもそも、ピアノを演奏していても、どんなに上手でもイヤイヤ弾いていたら、それは聴いている人に伝わっちゃうよ。
演奏者の感情って、けっこう聴いている人に伝わるものだ。
吉田さんも言っていたし、私も生徒によく言っているが、音楽、は、音を楽しむと書く。
音楽なんだから、楽しみましょう。

にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ教室へ
↑クリックお願いしますね~♪
[PR]

# by asahimamegoo | 2009-03-12 11:39 | 指導法
2009年 03月 12日

前向きに行こう

我々は今年は、大学受験生を二人かかえていた。
旭川の教育大学を受験するためだった。
本人達の頑張りで、幸いにも二人とも合格することができた。
その頃の我々の浮かれぶりは、何度かブログ内で紹介した。

もし一人でも落ちていたら、そのことは書かなかった。
そして、合格した人の影には、不合格者もいるわけで…
第一志望に合格できなかったとか、浪人が決まったとか、そういう人の話もチラホラ聞く。

確かに大学入試は、人生の大イベントの一つかもしれない。
でも、人生80年と考えると、入試はほんの一瞬の出来事に過ぎない。
長い人生の中のほんの一瞬と考えると、入試に失敗することがプラスに働くことも大いにありえる。


当事者達はなかなかそういう気分にはなれないのはよくわかる。
でも、何とか前向きに考えてほしいと思うのだ。
人生長いんだから。

もちろん、その時は落ち込むだろう。
でも、まだまだ人生長いのだ。
浪人したって、その後、立派に生きている人はたくさんいる。
いや、むしろ浪人したことで、人間として成長することだってある。
彼らにとっては浪人生活は長いかもしれないが、長い人生の中ではほんの一瞬のことだ。
いずれ必ず、あの頃があったから今がある、と思える時が来るに違いない。

本人や家族は、なかなかそういう気分になるのは難しいだろうが…
でも、順風満帆な人生なんてあり得ないんだから。
それに、何が幸いするかわからないのである。
そして、そういう経験は必ず今後の人生にプラスになるに違いない。

にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ教室へ
↑前向きに行こう!
[PR]

# by asahimamegoo | 2009-03-12 08:21 | 日常
2009年 03月 11日

重力奏法のメリット

前回の記事で、検索ワードランキングで、重力奏法が5位だったと書いた。
前に、小さい子に脱力奏法を教える場合という記事を書いたけど、脱力奏法も重力奏法も似たようなものである。
イコールではないかもしれないけど、力を抜かなきゃ、重さで弾けない、ということだ。
定義は曖昧だけど、重力奏法、という名称がどうやらわかりやすいようだ。
ということで、我々の教え方の最大の特徴である重力奏法のメリットについて書きたい。

日本でどれくらい重力奏法が浸透しているかは、何とも言えない。
また、重力奏法そのものが、日本で言われるようになったのがいつからかはわからない。
日本全国を見渡すと、どうなのかはわからないが、重力奏法はまだ少数派なのだろうか?

私の場合、父が脱力、重力で教え方をしてくれたから、運が良かった。
自分で思いついたらしい。
実際、父の弟子も、私の弟子も、ほとんどが重力奏法を使えるようになる。


重力奏法については何回か書いてきたけど、メリットをいくつか書いてみよう。

まず、腕が疲れにくい。
よく、腕に湿布を貼って練習している、という話を聞くが、重力奏法を使えるようになると、そういうことはまず無くなる。
モーツァルトのソナタでも、湿布を貼って練習していた、という人もいたけど、ウチで習うようになってから、ショパンのエチュードを弾いてもほとんど疲れなくなった。

音がきれいになる。
ただし、これは好みの分かれるところだが…
重力奏法じゃないと出せない音色は、小さい音がキラキラした種類の音色。
こういう音は、小さくても、遠くに届く音色だ。
逆にやわらかい音は、むしろ鍵盤を押しつけた方が出せることも。
もしくは、手の内側の筋肉を弛緩させ、クッションのように作用させるのも良い。
色々な弾き方が出来た方が良い、ということだ。

練習効率が上がる。
たぶん、半分以下の練習量で、倍ぐらいの効果が得られるのではないか?

最後に、難しい曲を弾く労力が半減する。
ショパン、リスト、ラヴェル、ラフマニノフのような高度なテクニックを要求される曲を弾くには、重力奏法がとても重要だと思う。
これは重力、というより、脱力、と言った方が納得していただけるかもしれない。
この人達の曲は、跳躍がよく出てくる。
跳躍は力を抜いた方が断然やりやすいし、ミスも減る。

私は古典派の曲を弾く場合も、重力奏法を使った方が綺麗に聴こえると思う。
重力奏法の方が鮮やかで良いと思うけどね。
言葉では重力奏法、って、なにやら重々しい感じだけど、軽いタッチで弾く時も、腕の重さの乗せ具合を調整して音を出している。

まぁ、いつも書いていることだけど、何が正しいかはわからないのだ。
重力奏法は、色々ある弾き方の、一つの手段に過ぎないのだから。

でも、アルゲリッチとかアシュケナージとか、また、先日N響アワーでラフマニノフを弾いていたユジャ・ワンなど、圧倒的なテクニックを持つピアニストは、みんな重力奏法だ。
アシュケナージは最近は指揮する姿ばかり見るけど。
それと、昔からロシアのピアニストは、重力奏法を駆使した弾き方をする人がほとんど。
ロシアから優れたピアニストがたくさん出ている理由は、その伝統があるからだろう。


※後で思ったのだが、アシュケナージの音色は、重力奏法のそれとはちょっと異なるかも・・・?



にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ教室へ
↑クリックをよろしくお願いします。
[PR]

# by asahimamegoo | 2009-03-11 15:35 | ピアノ奏法