ピアノ教室の風景

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カテゴリ:ピアノ奏法( 62 )


2016年 08月 17日

充実したフォルテは

ピアノは、力を抜いた方が音が出る。
フォルテを出そうとして力を入れても、音が割れるだけ。
たとえ大きな音が出ても、減衰が早い。

充実して美しいフォルテを出すには、打鍵スピードと支え。
コツさえつかめば、小学生でもできること。

繰り返すが、フォルテを出すのに力は要らない。

コイツだって、力はあまり使ってないはず。。。


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コエゾゼミ。。。

小さな体で、でかい声。。。

千原ジュニアがこう言うのもよくわかるw





実際は1週間ではなく、もっと長く生きるらしい。



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by asahimamegoo | 2016-08-17 11:07 | ピアノ奏法
2016年 06月 14日

上から下へ

ピアノの鍵盤は、上から下へポトンと落っことせば音が出る。

だから音を出す時は、腕を高めに構える。

それを重力に身を任せて下に下ろすだけ。

それで十分。


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上から下へと言えども、決してキミを見下しているわけではありませんよw


ピアノを弾くのに、腕力はいらない。

でも、長時間弾くには、体力はいる、、、かw



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by asahimamegoo | 2016-06-14 17:10 | ピアノ奏法
2016年 03月 22日

奏法は変えられる

ピアノの奏法を変えるのは容易ではないけれど、決して不可能ではない。
手や指を鍛えて力で弾いてきた人でも、コツさえつかめば脱力を利用した重力奏法的な弾き方に変えられる。
もっとも劇的に変わるのは、響き。
脱力して腕の重さだけで、ポトン、と落っことすことでのみ得られる、豊かで美しい響き。
それによって、ピアノが倍、いや、100倍楽しくなること間違いなし。

変わるのは、音色や響きだけではない。
力が抜けるので、手や指、腕の疲労感もほとんどなくなる。
そして、それまでは雲の上の存在だった難曲に手が届くようになる。

指を丸く、、、手首を動かさない、、、だと力任せ奏法になりがちだが、そのように習ってきた人にはそれとは真逆のアドバイスをする。
指の形は自由に弾きやすいようにして、手首もどんどん動かしちゃって良いよ、と。
それだけでも少しは変化がみられるもの。

あらゆる面で対照的な双方の奏法。。。。。
私はもちろん、ピアノの真の美しさ、響きの多彩さ、奥深さを体感できるのは、重力奏法だと確信を持っている。
これを一人でも多くの方と共有したいと思いつつ、日々レッスンに励んでいるわけです。


ちなみに先日旭川公演を行った、フジコ・ヘミングの音色。
彼女の音色、実は私にとっては普段から聴き慣れた種類の音色。
生徒の多くもそれに近い音色で弾いている。

フジコ・ヘミング旭川公演の感想はこちら

83歳にもなってああいう音を出せるのはすごい、と思った人もいると聞く。
私の考えは逆で、ああいう音を出すような弾き方をしなければ、80過ぎて現役を続けるのはほぼ不可能。
力を抜かなきゃ、フジコ・ヘミングのような響きは出せないのだ。


この人もきっと、そうだった。




ウィルヘルム・バックハウス。
曲はベートーヴェン作曲、ピアノ協奏曲第4番。

出だしのカデンツァの何と美しいこと・・・
力任せじゃ、こういう音色はまず出ない。

ちなみに指揮はカール・ベーム、オケはウィーン交響楽団。
これは1967年の動画らしい。
この時御年83歳。
それでこの安定感は凄すぎる。
鍵盤の師子王は伊達じゃなかった。

ウソみたいな、ホントの動画。。。



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ピアノ奏法に関しては、ドイツ系とロシア系が対照的に評価されることが多いが、ドイツもいろいろ、ロシアもいろいろ。

ちなみにバックハウスは、ドイツ出身。
ほんと、ドイツもいろいろ、なんだよね。



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by asahimamegoo | 2016-03-22 22:07 | ピアノ奏法
2016年 02月 12日

鳥を見習うべし。。。

高所恐怖症を克服すると、ピアノが上達する。。。

鍵盤から手を高く上げのるって、けっこう怖い。。。
鍵盤の場所がわからなくなるからね。。。

でも、手を高い位置で構えることで位置エネルギーを蓄えられるし。。。
跳躍は低空飛行より、放物線を描いた方がスムーズに移動できるし。。。


旭川から東京へ行くのだって、飛行機がいちばん早いでしょ???
それと一緒・・・か???


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今年はやたらとよく見る、シメ。。。

高所恐怖症とは無縁でしょう。。。




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by asahimamegoo | 2016-02-12 20:59 | ピアノ奏法
2016年 02月 11日

マリオネット

ピアノを弾く時、手首から先は、操り人形のようなものかもしれないと思う、今日この頃。。。



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by asahimamegoo | 2016-02-11 20:59 | ピアノ奏法
2016年 02月 05日

未練を断ち切って弾く。。。

連続したオクターブは、未練を断ち切ると弾きやすくなる。。。

ショパンの英雄ポロネーズ、、、
リストのラ・カンパネラ、、、ハンガリー狂詩曲第6番、、、
シューベルトの魔王の伴奏、、、

ピアノの鍵盤の幅は決まっている。
ヴァイオリンのように、子供用のサイズがあるわけではない。
大人も子供も、同じピアノを弾く。
同じ1オクターブでも、手が小さい人はその分より大きく手を広げなければならない。

手を広げると、力が入る。
それが連続すると、手がだるくなったり、痛くなったり。
オクターブから次のオクターブへと移動する時、オクターブの幅をキープしたままだと、疲労が蓄積するばかりなりけり。。。

だから、音を出す時以外は、手を弛緩させる。
弾く→緩める→弾く→緩める・・・の連続。
もちろん音を出す時も手を緩めれたら楽だけど、手が小さければそれは無理。。。
だから移動の時だけでも弛緩させることで力みがなくなり、より楽に弾けるようになる。

未練とは、オクターブへの未練。
オクターブが連続する箇所は、どうしてもオクターブの手の幅を保ちたくなっちゃうんだよね~

気持ちはよくわかるけど、特に手が小さな人はそれを心がけてみると、より楽に弾けるようになる可能性大。
ラ・カンパネラだって英雄ポロネーズだって、工夫すれば弾けますよ~


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by asahimamegoo | 2016-02-05 13:59 | ピアノ奏法
2016年 01月 27日

力むのは本能

力を抜くって、ほんと、難しい。
逆に力むのは簡単。
ピアノを弾いても、走っても、ボールを投げても、役満をテンパっても、、、
放っておくと、だいたい力む。

ピアノの場合、鍵盤を抑えるのは、指先の役割。
そりゃぁ、鍵盤に触れている体の部位は指だから、、、
指で音を出すのは、自然なことのように思える。
そうすると、指が主導権を持って弾こうとする。
ところがそれだと、かなりの確率で力んでしまう。

力んでも弾けるのなら、それはそれで良い。
ただ多くの場合、指が動きにくくなるし、もつれるし、時には痛めるし、、、
そして、音色が魅力のないものになってしまう。

だから脱力して、重力を利用してピアノを弾こう、という発想になる。

脱力のためには、主導権は指ではなくて腕。
腕の動きに指が自然についてくるような感覚。
そして、それによって得られる美しく豊かな響き・・・

で、力んでいる時って、手の甲の側の関節がガチガチに力んでいることが多い。
指を動かそう、分離しようとすると、そうなってしまう。
そういう時の主導権は、完全に指にある。。。


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逃げるヤマゲラ。。。


動物の動きって、実に自然。
それはきっと、無心だから。

逆に人間は、高度な知性が力みをもたらしているのかも。




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by asahimamegoo | 2016-01-27 21:34 | ピアノ奏法
2016年 01月 23日

体勢

ハノンはおそらく、ピアノの様々な音のパターンを体に覚えこませるための練習曲なんだと思う。
中にはもちろん利用価値が高いものもあるが、そうでもないものもある。。。
ショパンやスクリャービンなどは、ハノンとかツェルニー等とは異なるアプローチが必要となる。

それはともかく、ピアノの音のパターンは、FUJIWARA原西(1兆個のギャグの持ち主)も青ざめるほどの数があるわけだが、、、
それらをすべて体で覚えこませるのは無理がある。
だから、それらすべてを体に叩き込むのではなく、あらゆるパターンに対応できる「体勢」になっていることの方がむしろ重要。

その「体勢」とは、全身リラックス。
原西みたく、背骨まで引っこ抜いてはいけないがw
でも、頭の先からつま先(もちろん指先も)まで、とことんリラックスした状態にしておけば、色んなパターンに対応できるもの。
力んでもできるかもしれないが、、、労力は13倍くらい要するでしょう。。。(誰かツッコんで)




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ナナコ、枝に飛びかかる。。。
リラックスしているからこそできること(違)




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by asahimamegoo | 2016-01-23 15:35 | ピアノ奏法
2016年 01月 22日

弾いてる時も、待ってる時も、

ピアノって、音を出す時のみならず、休符で待っている時も力みやすい。
レッスン中、時々生徒の心の声が聞こえてくる。。。

「ふんっっっ!!!」

・・・めっちゃ力んでいるのねw

特に、手の甲と指の関節がガチガチになる。
でも気持ちはよくわかる。
次の音を探さなきゃ、という焦りがそうさせる。

そういう時こそリラックス。
力さえ抜ければ、しめたもの。
実際、力を抜くコツを掴むと、そこから急に伸びることが多い。


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オオアカゲラのメス。

豪快に木を突くコイツだが、きっと脱力突法でしょう(違)



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by asahimamegoo | 2016-01-22 16:18 | ピアノ奏法
2015年 12月 27日

奏法の進化とピアノ作品

ピアノ曲の進化は、楽器の進化と共にある。

モーツァルトの頃は、少ない鍵盤と乏しいダイナミックレンジ。
それがベートーヴェンの時代に鍵盤の数が増えていき、ピアノという楽器そのものの機能も劇的に向上していく。
そして、ショパン、リスト、シューマンらのロマン派のピアノ音楽へと受け継がれていくわけだが。

楽器の進化と同時に、奏法の進化も作品に影響したと考えられる。
楽器の進化に伴って奏法が進化した、とも言えるのかもしれない。
ショパンとリストが重力奏法を生み出した、とよく言われるが、ショパンの作品にそれがより明確な形で出ているように感じる。
実際に弾いてみてのざっくりとしたイメージは、ショパンは曲線的、リストは直線的。。。
わかりにくくてすみませぬ。。。

ショパンの手は、小さく華奢だったと言われている。
逆にリストは巨大な手の持ち主だったらしい。
手の大きさはもちろん、その他の身体的特徴も作品に影響しているに違いない。(おそらく廣戸総一氏の4スタンス理論も)

ある手が小さなピアニストが、ショパンのエチュードは体にやさしい、と言っていたが、その通りだと思う。
ショパンの奏法は楽で自然で、時にエレガント。







ショパンのエチュード Op.10 全曲
ピアノは、ダニール・トリフォノフ
この人の手は巨大だが。。。

ただ、ショパンのエチュード、体にやさしくても、弾くのはすごーくムズカシイのだが。。。



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先日見た、ギンザンマシコ。
街中にやってきた時は、写すのは実はムズかしくないかも。。。
こちらが静かにしていれば、逃げないんで。



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by asahimamegoo | 2015-12-27 15:25 | ピアノ奏法