ピアノ教室の風景

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カテゴリ:ピアノ奏法( 56 )


2016年 10月 10日

ピアノ筋

題名のない音楽会で、演奏家の手を見せてもらう、という企画を時々やっているが、、、

特定の楽器を専門に扱っていると、それに合った身体的特徴を備えてくる。

ピアノも例外ではない、、、

が、、、

ピアノの場合、どんな奏法で弾いているかによって、発達する筋肉が異なると思われる。

指の分離を利用した奏法だと、手の甲の側の筋肉が発達しやすい。

重力奏法だと、手のひらの側の筋肉が発達しやすい。

握手してみるとわかるのかもね???



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by asahimamegoo | 2016-10-10 12:49 | ピアノ奏法
2016年 10月 03日

ピアノは耳で弾くものなり。。。

よく、脱力が大事、とは言うけれど、、、
脱力は手段であって、目的ではない。
では目的は何かと言うと、ピアノをより弾きやすくすることと、何より倍音豊かな美しい響きを得ること。
ピアノはやはり、耳で弾くもの。。。



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ナナコも耳で弾くか?


脱力するのに大切なのは、フォームを固めないこと。
指を丸くとか、手首を動かさない、というのは我がピアノ教室では禁じ手。
手首は上下左右に柔軟に、そして手首から指先までとことん力を抜く。
世界の名だたるピアニストたちの動画を見ても、手指の形はみんな違う。
その人に合ったフォームをあとから見つければ良いのです。

それもこれも、ピアノに潜在している真の美しい響きを引き出すための手段。
潜在させたままだと、ピアノがかわいそう。。。
自分の耳で自分の音色を聴きながら、自分が理想とする美しい音色を探す。
ピアノはやはり、耳で弾くもの。。。

そう生徒には言うのだが、本当に耳で鍵盤を弾く、というボケをかました強者はまだ一人。。。




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by asahimamegoo | 2016-10-03 10:53 | ピアノ奏法
2016年 09月 27日

色彩感

フジ子・ヘミングは、
「一つ一つの音に色をつけるように(ピアノを)弾いている」
と言った。

もちろんピアノの鍵盤にペンキで色をつけるわけではございません。。。

音にも色がある。
音の色、と書いて、音色(ねいろ)
ヴァイオリン、フルート、トランペット、みんな音色が違う。

ピアノは特にソロで弾くことが多いから、一つの楽器から多彩な色を出すことが求められる。
音色に変化をつけるには様々な手段があるわけだが、やはり万有引力の法則を利用した奏法がよりカラフルな音色が得られる。

ラフマニノフとかホロヴィッツとかギレリスとかソコロフとかガヴリーロフとかキーシンとかトリフォノフとか、、、
「フ」で終わる率が5割強。。。
過去から現代に至るまでロシア系のピアニストたちの多くが超絶技巧と美しく多彩な音色を自在に使いこなしている理由は、そういうことなのだ。
最初に触れたフジ子・ヘミングもまさにそういう奏法で弾いていると思われる。

指の運動能力を利用した従来型の奏法では音色はモノトーンになってしまうし、それ以前に限界が早い。
ショパンのエチュードをそれで弾ける人は、先天的に手指の運動能力が高い人だけ。
そもそもショパン自身がそのような奏法で弾いていたとは考えにくい。



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美瑛富士、美瑛岳が見える風景。

紅葉のピークはまだまだ先。

もっともっと、色彩豊かに。



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by asahimamegoo | 2016-09-27 14:53 | ピアノ奏法
2016年 09月 15日

上から下へ

ピアノは、腕を高くして手首から指先までを吊った状態で弾く、と言われることもあるけれど、、、

吊ったままじゃ音は出ない。
高い位置から低い位置に腕を下ろさなきゃ、重力は使えない。
ずーっと高い位置のままだと、指の力で弾くことになりがち。


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・・・ということを、ツリバナ(たぶん)の実を見ながら考えたかどうかはよくわかりませぬ。。。


結局、フォームはあとからついてくるものと私は思っている。
その人の身体的特徴によって体の使い方が違うわけだし。
指を丸くとか、手首を固定するとか、そういうことに固執することで逆にピアノが弾きにくくなるのはよくあること。
もっともっと柔軟に考えてみると良い方向に向かうかもね???



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by asahimamegoo | 2016-09-15 12:01 | ピアノ奏法
2016年 08月 17日

充実したフォルテは

ピアノは、力を抜いた方が音が出る。
フォルテを出そうとして力を入れても、音が割れるだけ。
たとえ大きな音が出ても、減衰が早い。

充実して美しいフォルテを出すには、打鍵スピードと支え。
コツさえつかめば、小学生でもできること。

繰り返すが、フォルテを出すのに力は要らない。

コイツだって、力はあまり使ってないはず。。。


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コエゾゼミ。。。

小さな体で、でかい声。。。

千原ジュニアがこう言うのもよくわかるw





実際は1週間ではなく、もっと長く生きるらしい。



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by asahimamegoo | 2016-08-17 11:07 | ピアノ奏法
2016年 06月 14日

上から下へ

ピアノの鍵盤は、上から下へポトンと落っことせば音が出る。

だから音を出す時は、腕を高めに構える。

それを重力に身を任せて下に下ろすだけ。

それで十分。


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上から下へと言えども、決してキミを見下しているわけではありませんよw


ピアノを弾くのに、腕力はいらない。

でも、長時間弾くには、体力はいる、、、かw



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by asahimamegoo | 2016-06-14 17:10 | ピアノ奏法
2016年 03月 22日

奏法は変えられる

ピアノの奏法を変えるのは容易ではないけれど、決して不可能ではない。
手や指を鍛えて力で弾いてきた人でも、コツさえつかめば脱力を利用した重力奏法的な弾き方に変えられる。
もっとも劇的に変わるのは、響き。
脱力して腕の重さだけで、ポトン、と落っことすことでのみ得られる、豊かで美しい響き。
それによって、ピアノが倍、いや、100倍楽しくなること間違いなし。

変わるのは、音色や響きだけではない。
力が抜けるので、手や指、腕の疲労感もほとんどなくなる。
そして、それまでは雲の上の存在だった難曲に手が届くようになる。

指を丸く、、、手首を動かさない、、、だと力任せ奏法になりがちだが、そのように習ってきた人にはそれとは真逆のアドバイスをする。
指の形は自由に弾きやすいようにして、手首もどんどん動かしちゃって良いよ、と。
それだけでも少しは変化がみられるもの。

あらゆる面で対照的な双方の奏法。。。。。
私はもちろん、ピアノの真の美しさ、響きの多彩さ、奥深さを体感できるのは、重力奏法だと確信を持っている。
これを一人でも多くの方と共有したいと思いつつ、日々レッスンに励んでいるわけです。


ちなみに先日旭川公演を行った、フジコ・ヘミングの音色。
彼女の音色、実は私にとっては普段から聴き慣れた種類の音色。
生徒の多くもそれに近い音色で弾いている。

フジコ・ヘミング旭川公演の感想はこちら

83歳にもなってああいう音を出せるのはすごい、と思った人もいると聞く。
私の考えは逆で、ああいう音を出すような弾き方をしなければ、80過ぎて現役を続けるのはほぼ不可能。
力を抜かなきゃ、フジコ・ヘミングのような響きは出せないのだ。


この人もきっと、そうだった。




ウィルヘルム・バックハウス。
曲はベートーヴェン作曲、ピアノ協奏曲第4番。

出だしのカデンツァの何と美しいこと・・・
力任せじゃ、こういう音色はまず出ない。

ちなみに指揮はカール・ベーム、オケはウィーン交響楽団。
これは1967年の動画らしい。
この時御年83歳。
それでこの安定感は凄すぎる。
鍵盤の師子王は伊達じゃなかった。

ウソみたいな、ホントの動画。。。



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ピアノ奏法に関しては、ドイツ系とロシア系が対照的に評価されることが多いが、ドイツもいろいろ、ロシアもいろいろ。

ちなみにバックハウスは、ドイツ出身。
ほんと、ドイツもいろいろ、なんだよね。



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by asahimamegoo | 2016-03-22 22:07 | ピアノ奏法
2016年 02月 12日

鳥を見習うべし。。。

高所恐怖症を克服すると、ピアノが上達する。。。

鍵盤から手を高く上げのるって、けっこう怖い。。。
鍵盤の場所がわからなくなるからね。。。

でも、手を高い位置で構えることで位置エネルギーを蓄えられるし。。。
跳躍は低空飛行より、放物線を描いた方がスムーズに移動できるし。。。


旭川から東京へ行くのだって、飛行機がいちばん早いでしょ???
それと一緒・・・か???


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今年はやたらとよく見る、シメ。。。

高所恐怖症とは無縁でしょう。。。




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by asahimamegoo | 2016-02-12 20:59 | ピアノ奏法
2016年 02月 11日

マリオネット

ピアノを弾く時、手首から先は、操り人形のようなものかもしれないと思う、今日この頃。。。



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by asahimamegoo | 2016-02-11 20:59 | ピアノ奏法
2016年 02月 05日

未練を断ち切って弾く。。。

連続したオクターブは、未練を断ち切ると弾きやすくなる。。。

ショパンの英雄ポロネーズ、、、
リストのラ・カンパネラ、、、ハンガリー狂詩曲第6番、、、
シューベルトの魔王の伴奏、、、

ピアノの鍵盤の幅は決まっている。
ヴァイオリンのように、子供用のサイズがあるわけではない。
大人も子供も、同じピアノを弾く。
同じ1オクターブでも、手が小さい人はその分より大きく手を広げなければならない。

手を広げると、力が入る。
それが連続すると、手がだるくなったり、痛くなったり。
オクターブから次のオクターブへと移動する時、オクターブの幅をキープしたままだと、疲労が蓄積するばかりなりけり。。。

だから、音を出す時以外は、手を弛緩させる。
弾く→緩める→弾く→緩める・・・の連続。
もちろん音を出す時も手を緩めれたら楽だけど、手が小さければそれは無理。。。
だから移動の時だけでも弛緩させることで力みがなくなり、より楽に弾けるようになる。

未練とは、オクターブへの未練。
オクターブが連続する箇所は、どうしてもオクターブの手の幅を保ちたくなっちゃうんだよね~

気持ちはよくわかるけど、特に手が小さな人はそれを心がけてみると、より楽に弾けるようになる可能性大。
ラ・カンパネラだって英雄ポロネーズだって、工夫すれば弾けますよ~


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by asahimamegoo | 2016-02-05 13:59 | ピアノ奏法