2009年 05月 01日

手首の解放

以前、あるテレビ番組で、左手の手の甲の上に10円玉を載せて、ショパンの「革命」を弾いているピアニストを見たことがある。
誰だったかは覚えていない。
その番組名も…覚えていない。

たぶん、10円玉が落ちないように、手首を上下に動かさず、固定して弾こう、ということを言いたかったんだろう。

でも…
少なくとも私の手の大きさでは、手首を固定して革命のエチュードを弾くことは不可能である。
逆に、手首をどのようにでも動かせるように、解放してやった方が弾きやすい。
その番組で弾いていたピアニストの手は大きかった。

腕の重さを鍵盤に伝える、いわゆる重力奏法で弾くためには、手首は解放してやった方が良いと思う。
手首を自由に動くようにしてやった方が、脱力もうまくいく。

ただ、力を抜くだけではちょっと足りない。
力を抜くと、小さい音は芯が出て、キラキラとした光り輝く美しい音を獲得できるが、タイミングが合わないと、フニャフニャな音になる。
そのタイミングは、コツだ。
見本を見せても、伝わるとは限らない。
力の抜き方は教えられる。
でも、タイミングに関しては、本人がコツをつかむしかない。
それでも長い目で待っていれば、いずれはコツをつかむことができるものだ。

逆に、柔らかい音は、力を抜くと出にくい。
そういう場合は、わざと力んで、鍵盤を押しつけて弾いた方がそういう音が出ることが多い。
指は伸ばした方が良いかもしれない。
これもコツ。

ただ、力を抜いておきさえすれば、力んで弾くことは比較的たやすい。
何故かというと、放っておいたら、ほとんどの場合が力んでしまうのだ。
だから、まずは力を抜くことを教える。
小さな頃は、強い音が出なくても、あまり気にしない。
そのためには、手首を解放して、自由に動くようにしておく。

最終段階に、本人の意志で、本人の音楽を自在に表現できるようにしてあげるのが、ピアノ教師の最大の使命だ。
強弱、テンポ、歌わせ方、音色の変化など。
その辺のことに気をつけながら、これからも教えていこうと思っている。



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久しぶりにピアノのネタを書いたなぁ。


ところで明日からゴールデンウィーク。
レッスンもさすがにこの時ばかりは休む。
旭川の週間天気予報は良好だ。
さぁ~て、どこへ行こうかな~?
桜の開花予想は、ゴールデンウィークの後半くらいだそうです。
早く咲かないかな~♪


でももちろん、ピアノの練習は欠かさずやります。
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by asahimamegoo | 2009-05-01 12:06 | ピアノ奏法


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