2020年 09月 07日
先日レッスンで大人の生徒さんに、ショパンのエチュードの弾き方をちょっとだけレクチャーした。 曲は比較的やさしい、Op.25-2 やさしい、と言っても、そこはショパンのエチュード。 以前、某音楽大学の教授(准教授だったかな?)が、 「ショパンのエチュードはこの世でいちばん難しい」 と仰っていたのを思い出す。 んで、レッスンの話。 ショパンのエチュードをツェルニー流の指の分離で弾くのは至難の業。 弾ける人はごくごく限られた、手指の運動能力に優れた人だけ。 そうじゃない人が圧倒的大多数。 ワタシもそう。 その生徒さんもそう。 じゃぁどうやったら弾けるか、ということを、手指の動かし方、筋肉の使い方、脱力すべき体の部位、等、わりと細かく指導してみたところ、、、 「ショパンのエチュードはとてもじゃないけど手を出せない思っていたけど、なんだか弾けそうな気がしてきました!」 弾けるかもしれない、と思えると、練習のモチベーションも上がるはず。 ピアノ教師がやるべきことの第一は、技術指導。 技術指導はショパンのエチュードのような難曲に限らない。 子どもが弾くギロックやブルグミュラーにもしなければならない。 練習してきなさい、で終わってはイカンのです。 弾き方がわからずに放置されると、生徒は困ってしまうのです。 テクニックより音楽が大事、というのは、弾けるから言える台詞。 弾けない人はどうするの??? それを助けるのが我々街のピアノ教師の最優先にやるべき仕事だと思ふ。 弾けなきゃ何もはじまらない。 それに、体を合理的に正しく使えれば、誰でもピアノを弾けるようになるのだから。
by asahimamegoo
| 2020-09-07 21:22
| レッスン
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