2018年 05月 28日
ディーナ・ヨッフェの奏でるピアノは、空虚な音がひとつもなかった。 弱音なのに音の密度が濃く、倍音がどこまでも伸びて、ホールの隅々まで広がってゆく。 そしてほとんど割れることのない、美しすぎるフォルテ、フォルティシモ。 どうしてこんなに、ってくらい美しすぎる音だったが、魔法を使っているわけではない。 きっと科学的根拠があるわけでして。 自分もそういう音を追い求め、日々研究中。 割れる音は、空虚な音。 立ち上がった瞬間の音は目立つけれど、倍音が乏しく減衰が早い。 そしてしばしば、雑音が混入する。 伸筋や関節を使って鍵盤を叩いたり、圧をかけるように押し込むと、音は空虚になりがち。 ・・・セミの抜け殻のことを、空蝉(うつせみ)とも言ふ。。。 エゾハルゼミが賑やかな季節に突入。 それと入れ替わるように、鳥のさえずりが徐々におとなしくなってゆく。。。 晩春、って感じっすね。
by asahimamegoo
| 2018-05-28 13:54
| ピアノ奏法
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