2014年 12月 03日
エチュード(練習曲)と言えば、ツェルニーとショパン。。。 彼らのエチュードは、まったく異なる性格を持っている。 手指の訓練、そして、他の芸術作品を弾くための準備として作られた、ツェルニーのエチュード。 演奏会で弾かれることは、まぁほとんどないでしょう。 逆にショパンのエチュードは、練習曲としての要素は入ってはいるが、それそのものが高い芸術性を帯びており、弾くこと自体が目的となっている。 革命、木枯らし、別れの曲・・・ これでもか、というくらいの名曲が揃う。 難曲揃いで、時にはピアニストをも震え上がらせる。 演奏会でもメインのプログラムとしてしばしば登場する。 そして彼らの作品から、ツェルニー、ショパン、それぞれが、当時どのような奏法でピアノを弾いていたかを推測できる。 指の強化と分離を利用して弾いていたと思われる、ツェルニー。 逆に、脱力と重心移動、時には手指の視角的な美しさをも気にしていたと思われる、ショパン。 彼らは奏法も対照的だったと考えられる。 つまり、ツェルニーの延長線上がショパンではない、ということ。 ショパンにはショパンを弾くためのアプローチがある。 現代のもっとも美しく、合理的なピアノ奏法は、ショパンの延長線上にあると言って良いかもしれない。 ショパンはそういう奏法をフル活用してピアノ作品を作った、おそらく最初の人。 ショパンのエチュード、Op.25を全曲。 ピアノは、ダニール・トリフォノフ 52秒くらいから、演奏がはじまります。 25分00秒あたりに、木枯らしのエチュードが入ってます。 そろそろ雪が積もらないかな~? ↑旭川の情報はこちら。 ↑ピアノや音楽の情報はこちら。 ↑柴犬ナナコに清き一票を(笑)
by asahimamegoo
| 2014-12-03 13:11
| 作曲家
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